いつかじゃなくて。
いったん災害が起これば、自身や地域の力で数日を乗り切る必要があります。アウトドアの道具と知識は、その数日あなたと家族を支えることができるかもしれません。
いつかじゃなくて。今日、考えよう、防災のこと。
近年、災害が頻発していることから、”防災”を意識している方も多いですね。
災害時に的確な対応をするためには、事前の備えが欠かせません。
防災意識の重要性とアウトドア用品の備えをご紹介していきます。
防災意識とは、災害の可能性を意識し、日常生活での備えや対策を行うことです。 自身や家族の安全を守る意識を普段から持ち、共有することが必要です。
災害に備えるためには日常生活での防災対策も重要です。
防災用品の備蓄
非常食や水、懐中電灯、ラジオなどの備蓄を用意する
定期的に賞味期限の確認と補充を行う
緊急連絡先の確認
家族の連絡先リストアップしておく
災害時の避難場所や集合場所を家族で共有する
防災訓練への参加
地域や学校、職場で行われる防災訓練に積極的に参加する
ローリングストックのススメ
日常の中に食料備蓄を取り込むという考え方。普段から少し多めに食材、加工品を買っておき、使ったら使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量の食料を家に備蓄しておく方法をローリングストックと言います。
ローリングストックのポイントは、日常生活で消費しながら備蓄することです。 食料等を一定量に保ちながら、消費と購入を繰り返すことで、備蓄品の鮮度を保ち、いざという時にも日常生活に近い食生活を送ることができます。
01_古いものから使う
備蓄する食料が古くなってしまわないよう、消費の際には、必ず一番古いものから使いましょう。上手に循環させることが大切です。
02_使った分は必ず補充
ローリングストックでは、備蓄品としてストックしているものはいつ食べても構いません。
ただし、消費した量を必ず買い足すようにしましょう。ちょっと補充を怠ったタイミングで災害が来る可能性もありますから、消費した分の補充は必ず直後に行いましょう。
非常時用の保存食だけを備蓄しているわけではないので、それらの備蓄品を活かすためにもカセットコンロとガスボンベも用意しておきましょう。
アウトドアの道具は、災害時にあなたの支えになりえる道具ばかりです。
普段使っている道具のメンテナンスや、必要なものを備えておきましょう。
まず試してみよう
ランタンを灯す
豪雨による災害や電力不足の影響で、停電したニュースをよく聞きますね。
台風シーズンには毎年のように各地で停電被害が発生しています。自宅にいたとしても、暗闇というものはとても不安になるものです。
まずはランタンを灯して少し落ち着いて、冷静な行動がとれるように意識しましょう。
クーラーボックス
受け取った救援物資や備蓄の食糧をストックしておくのに使えるクーラーボックス。水が止まった時には、給水タンクとして使うこともできます。いざというときの為に防災用として常備しておくと安心です。
救助 / 避難生活
いざという時や、避難所でも役に立つアイテムは 備えておくと安心です。
ナイフ/ライター/マッチ
いざというときに使いこなせるように、普段から慣れ親しんでおきましょう。ナイフやマッチはとても便利な 道具ですが、一方で危険なのでお子さんから遠ざけてしまいがちです。しかし、危険のない使い方を一緒に身につけてあげることも "備える”ことにつながります。
収納 / 持ち出し
地震などの急な災害の場合はもちろんですが、警報等で自主避難の場合にも必要なものをまとめておくのは有効です。
最低限用意しておくもの
暗闇で明かりを照らし、手と足を守れる最低限の準備
ライトと電池、メガネや常備薬、軍手、笛など。ベッドから手が届く場所に ポーチにまとめて入れておきましょう。
スニーカーも置いておくと安心です。
バックパックに入れて用意しておくもの
着替え1組(濡れないように防水の袋に入れておく)、 タオル、ヘルメット、水、食料、防水のライト
バックパック
ダッフルパック
A&F カントリー 仙台茂庭店にて
A&F カントリー仙台茂庭店でイベントを行いました。 防災を兼ねたシェラカップ炊飯の授業を、近隣の小学校にて、仙台茂庭店の店長が講師を務めました。
アウトドアでは定番のアイテム「シェラカップ」での炊飯は、本来の使用用途ではありませんが、1つのアイテムをアイディア次第でいろいろと活用できるといったことや、シェラカップ以外にもアウトドアの道具は災害時に役立つことをお話ししました。
生徒の皆さんもこんなコップみたいな道具でもご飯が炊けるんだ、と楽しそうに実習されておりました。
教員の方も電気が無くてもお米が炊けて、自分も人も助けることが出来るとお話しされ、防災意識の高さを感じました。
防災は、取り組むことに早すぎるといったことはなく、小学生のうちからでも体験をし、備えることが重要だと再認識をしました。
【分量】:お米 0.5合 / 水 110ml程
【分量】:お米 0.5合 / 水 110ml程
(1) お米を研いだあと、分量の水に漬けて30〜90分ほど吸水させます。
(2) カセットコンロにカップをのせ 火を付ける(火加減は中火~弱火)
(3) 沸騰するまでゆっくりかき混ぜる。
(4) 沸騰したら、アルミホイルで蓋をする。とろ火で10〜12分程度加熱し、パチパチと音が聞こえてきたら火を止める。
(5) 蓋をしたままタオルで包み、10〜15分ほど蒸らしたら、できあがり
シェラカップ 炊飯の分量(目安)
備蓄のおススメ
アウトドアの道具以外で、これは用意しておくと良いものをご案内しておきます。こちらのオンラインストアでの購入はできませんが、週末に少し時間を作って”備える”ことを考えてみてください。
※総務省消防庁 (外部サイト)へ移動します。
まずはみんなで話してみよう
防災には備えることが大切です。
ご家族や職場で話し合い、どんな備えが必要なのか考えてみることをお勧めします。
自宅や職場にどんな災害の可能性があるのか、一度確認して防災意識を持ちましょう。
※ハザードマップ (外部サイト)へ移動します。