【2026年最新】
初心者のための富士登山完全ガイド!

必要な持ち物・服装・パッキングを解説

ft_26fuji_icon2.png__PID:20bc7338-054a-4048-bcf6-2d63088fcebd

「一生に一度は日本の頂上へ!」
そう思い立っても、初心者の富士登山は不安や疑問だらけ・・・

本ページでは、A&Fカントリーの登山未経験スタッフが、山のプロ(先輩スタッフ)に教わりながら実際に登頂するまでのリアルな準備ログ全5回を大公開!必要な持ち物、失敗しない服装(レイヤリング)、疲れないパッキング(荷物の詰め方)まで、これを読めば富士登山の準備が全て完結する【永久保存版】のまとめガイドです。

実際に富士登山に挑戦して、その感想もアップしていきますのでお楽しみに。

富士登山にチャレンジするスタッフ

STAFF|もっちゃん

キャンプはよく行きますが、登山の経験はほぼないので、正直、今は不安しかありません(笑)。無事に頂上までたどり着いて、最高のご来光を拝みたいです。登頂したら達成感に浸りすぎて下山する気力がゼロにならないようがんばります。山小屋のご飯が楽しみです♪

STAFF|池ちゃん

アウトドアは冬のスノボくらいで、登山は学生時代の行事以来の初心者です。体力が最後までもつか不安でいっぱいです…。 でも、ずっと憧れていた山頂の神社にお参りして、剣ヶ峰や火口をこの目で見てみたいので、なんとか登り切りたいです。

[目次]富士登山準備ログ

  • 【Vol.1】実際に登頂した先輩に学ぶ、「富士登山」(体験談・高山病対策) 見る >
  • 【Vol.2】失敗しない装備・持ち物リスト(日帰り・山小屋泊チェックリスト) 見る >
  • 【Vol.3】服装(レイヤリング)と素材の選び方(吸汗速乾・防寒ウエア) 見る >
  • 【Vol.4】パッキング(荷物の詰め方)の作法(疲れない重心コントロール) 見る >
  • 【Vol.5】初心者スタッフの最終パッキングリスト公開(装備の答え合わせ) 見る >

初心者スタッフの富士登山準備ログ 連載一覧

─ Vol.1 ─

実際に登頂した先輩に学ぶ、「富士登山」

・実際に登ってきた!経験者が語る、リアルな高山病対策と失敗談
・登山口(五合目)に着いてから最初にやるべき「高度順応」のコツ
・初心者スタッフが登山前に感じたリアルな不安と心構え

Vol.1 富士登山先輩スタッフの体験談とアドバイスを見る  > 
ft_26fuji2_20.jpg__PID:24d29429-d01c-40d3-9b73-eac7f98d1cac

─ Vol.2 ─

失敗しない装備・持ち物リスト

・山小屋泊と日帰りでどう違う?富士登山に必要な装備一覧表
・なぜ「100円玉が3,000円分」必要なのか?山のトイレ・お金事情
・スマホに保存して使える!A&F特製「持ち物チェックリストPDF」

Vol.2 富士登山の持ち物・装備チェックリストを見る  > 

─ Vol.3 ─

服装(レイヤリング)と素材の選び方

・登山で「化繊」や「ウール」を選ぶ理由
・体感温度の変化に対応する「レイヤリング(重ね着)」の基本
・レインウェア(雨合羽)って、ほんとに必要?

Vol.3 富士登山の服装・レイヤリングの基本を学ぶを見る  > 
20260623_01.jpg__PID:f022dfaa-ae4d-4fa2-9591-37430ff7fd58
ft_26fuji4_24.jpg__PID:37d7349f-a26f-4267-9ef5-d30685eed014

─ Vol.4 ─

パッキング(荷物の詰め方)の作法

・重いものはどこに入れる?ザックが劇的に軽く感じる重心コントロール術
・ハイドレーション vs ボトル vs ソフトフラスコ、水分補給ギアの徹底比較
・ザックカバーだけでは足りない!荷物を絶対に濡らさない防水の鉄則

Vol.4 疲れないバックパックのパッキング術を見る  > 

─ Vol.5 ─

初心者スタッフのパッキングリスト公開

・スタッフ2人の最新&最終装備を総チェック
・これだけは妥協できない・・!どうしてこの装備を選んだのか?
・出発直前の最終確認に使える、パッキングの答え合わせリスト

Vol.5 スタッフの最終パッキングリストを見る  > 
ft_26fuji5_7.jpg__PID:9bfcc9f4-3428-4b5b-b6c4-d39878647419
ft_26fuji_icon3.jpg__PID:2184d323-abdc-44a1-8e68-f973a50e43d9

─ Vol.6 ─

富士登山挑戦ルポ

お天気はどうか、台風が来ませんように・・と願いつつ。
挑戦の記録をご報告予定です。

Coming Soon...

そもそもどんな山?

富士山|3,776m

富士登山の「現実」

富士山は「山」ではない、巨大な「独立峰」

富士山は美しく、登ってみたいと思う方も多い日本一の標高の山。しかし、他の山と決定的に違う「過酷な環境」についてはみなさんご存知でしょうか?

毎年、軽装備で入山したために自力での下山が困難となり、遭難してしまうケースが後を絶ちません。一生の思い出を安全なものにするために、万全の準備を整えて登山に臨みましょう。

富士山
富士登山の様子

1. 標高と気温のリアル

「地上は夏、山頂は真冬」の方程式
標高が100m上がると気温は0.6℃下がる。地上(30℃)のとき、山頂(3776m)は計算上で約7℃。さらに風速1mにつき体感温度は1℃下がるため、山頂で風が吹けば体感は氷点下になるという現実。
また、酸素の薄さ山頂の酸素濃度は地上の約3分の2と過酷な環境なのです。

2. 逃げ場のない直射日光と強風

五合目以上は高い木がない「森林限界」を超えているため、日差しを遮る場所がありません。天候が荒れた際、風を遮るものがないため、ウェアの性能が非常に重要になってきます。

富士登山の様子

標高3,776mの世界では、地上とは比較にならないほど空気が薄くなります。日本一の山に挑む以上、高山病への正しい知識と対策を備えておくことは、装備を揃えるのと同じくらい重要です。

特に夏の富士山で最も警戒すべきは、寒さによる「低体温症」です。軽装備のまま雨や風に晒されれば、体温は急激に奪われ、一気に自力行動が不可能な状態へと陥ります。標高3,000mを超える世界では、たとえ真夏であっても「凍死」のリスクが隣り合わせであることを決して忘れてはいけません。

確かな装備を揃え、十分に余裕を持ったスケジュールと万全の体調で、日本一の頂(いただき)に挑みましょう。

Devos_brandtop_s26_05 (2) のコピー.png__PID:2e0e969e-cb9f-40b1-94a7-09988f2cd38f

もっちゃん

友達がスニーカーで登ってきたって言ってたし、意外と何とかなりそうだと思ってたけどちょっと不安になってきたかも・・・?

Devos_brandtop_s26_05 (2) のコピー.png__PID:2e0e969e-cb9f-40b1-94a7-09988f2cd38f

池ちゃん

アウトドアブランドじゃないレインウェアで何とかなる気がしてたけど、やっぱりちゃんとしたの買った方がいいのかな・・

Devos_brandtop_s26_05 (2) のコピー.png__PID:2e0e969e-cb9f-40b1-94a7-09988f2cd38f

もっちゃん

もう登頂してご来光見ることしか考えてなかったけど・・・誰かに聞いてみないと不安だね・・・

Devos_brandtop_s26_05 (2) のコピー.png__PID:2e0e969e-cb9f-40b1-94a7-09988f2cd38f

池ちゃん

ね・・・

気合十分の二人でしたが、富士山をなめてかかると命に関わると聞き、さっそく去年登った先輩に富士登山についてお話を聞きました。

富士登山

入山登録

入山の事前登録・決済

安全な登山のために

富士山の環境を保全し、安全に登山を楽しめるように入山の際に事前登録を行います。
現在はすべてのルートで事前手続と入山料の支払いが義務化されていますので、 スムーズに入山するたため、事前登録と事前決済を行って登山当日を迎えましょう。

ft_26fuji1_photo_14.jpg__PID:1ab26749-afec-401d-8a21-7ddcfbd02393
富士登山の様子

入山の手続きは現地でも可能ですが、混雑緩和のため事前に富士登山のマナーも勉強して、入山料の支払いを済ませておくのがおすすめです。五合目入り口で、スマホに届いたQRコードを見せるだけでリストバンドが受け取れるので、スムーズにスタートができます。

弾丸登山の規制(夜間通行規制)

十分な休息を取らずに夜通し山頂を目指す「弾丸登山」は、高山病や低体温症のリスクが非常に高いため、現在は厳しく規制されています。

ゲート閉鎖時間:14:00 〜 翌朝3:00
山頂でのご来光を目指して夜通し一気に登る「弾丸登山」を防止するため、夕方から夜間にかけては登山道への入場が規制されます。
※ただし、山小屋の宿泊予約がある方は規制時間内でもゲートを通過できます。

↓入山手続きはこちらからできます ↓

富士登山オフィシャルサイト

富士山登山口の基礎知識

登山口によっても、登山の難易度が変わってきます。 アプローチだけで判断するのは禁物。
自身の経験に合わせた登山口を選びましょう。

「一番人気!初心者でも安心の王道ルート」

吉田ルート

山梨県側:富士スバルライン五合目

  • 【特徴】
    登山客の約6割が利用する最もメジャーなルート。
  • 【メリット】
    山小屋や救護所が多く、初心者でも安心感がある。 登りと下りの道が別なので、すれ違いのストレスが少ない
  • 【デメリット】
    非常に混雑する。 特にシーズン中の山頂付近は渋滞が発生しやすい。
  • 【目安時間】
    登り 約6時間 / 下り 約4時間

「最短距離で一気に登る、最高峰に一番近いルート」

富士宮ルート

静岡県側:富士宮口五合目

  • 【特徴】
    4ルートの中で最も標高の高い場所からスタートする。
  • 【メリット】
    山頂までの距離が最短。富士山最高地点の「剣ヶ峰」に最も近い。
  • 【デメリット】
    傾斜が急で岩場が多い。登りと下りが同じ道なので、混雑時は道を譲り合う必要がある。
  • 【目安時間】
    登り 約5時間 / 下り 約3時間

「緑豊かな樹林帯と、砂走りが楽しめる通なルート」

須走ルート

静岡県側:須走口五合目

  • 【特徴】
    最初は樹林帯から始まり、変化に富んだ景色が楽しめる。
  • 【メリット】
    八合目まで日陰があり、涼しく登れる。 下山時の「砂走り(ふかふかの砂地を一気に駆け下りる)」が快感。
  • 【デメリット】
    樹林帯は夜間や霧の時に道に迷いやすい。本八合目から上は吉田ルートと合流するため、急に混雑する。
  • 【目安時間】
    登り 約6時間 / 下り 約3時間

「静かな山歩きができる、体力自慢の上級者ルート」

御殿場ルート

静岡県側:御殿場口新五合目

  • 【特徴】
    最も低い標高からスタートするため、標高差が大きく距離も非常に長い。
  • 【メリット】
    登山者が少なく、自分のペースで静かに登れる。 下山の「大砂走り」がダイナミックで有名。
  • 【デメリット】
    山小屋が極端に少なく、トイレや補給が困難。 日影が全くないため、体力消耗が激しい。
  • 【目安時間】
    登り 約7〜9時間 / 下り 約3〜4時間